DMZトレインで非武装地帯にGO！

2014年８月１日より運行開始した「DMZトレイン」はソウル駅と江原道(カンウォンド)にある韓国最北端の駅・白馬高地(ペンマコジ)駅間を片道約２時間で結ぶ観光列車。１日往復１本運行(火曜運休)という希少性から、運行早々人気を集めるDMZトレインに乗車してきました！

一般人の出入りが統制されてきたため、手つかずの自然が残されているDMZ。周辺地域の風景をゆっくりと眺めることができるよう、窓側を向いた座席や通常の列車よりも大きくとられた車窓があるのが特徴です。

車内上部にはDMZ内の自然風景や朝鮮戦争の惨劇と歴史を知ることができる写真が展示されており、また売店では乾パンなどの軍用食糧や缶バッジ、マグカップ、パズルなど記念グッズも販売しています。

終点の白馬高地駅では、朝鮮戦争時に爆撃された貨物車を展示している月井里(ウォルチョンリ)駅や生々しい銃弾跡が残る労働党舎などを訪れる有料のツアー(要パスポート、白馬高地駅で申し込み、ガイドは韓国語のみ)も行われています。

DMZトレインのチケットはKorail(韓国鉄道公社)ホームページまたは駅の窓口で購入可能。週末は売り切れも予想されるため事前購入をおすすめします。DMZトレインでひと味違ったDMZ観光はいかがですか？