ソウル駅は今日明日と、韓国の2大名節の一つ・秋夕(チュソク)の鉄道乗車券販売期間。秋夕は家族親戚一同で過ごす文化のため、ソウルからの帰省ラッシュは「民族大移動」とも呼ばれます。朝6時のオープンに合わせ、早朝から乗車券を求める人々で賑わいました。
混雑ぶりに待ちくたびれて座り込んでしまう人、初めから座る準備万全で来ている人も多数。今年は例年と異なり朝6時~午後3時の間でネット予約も可能なため、家族の場合はオンオフラインの二手に分かれてチケット購入にはげむガッツも見られました。
初日のソウル駅乗車券購入者は約1,000人と少なめだったにも関わらず、朝10時には一部区間が売り切れになるハプニングも!オフラインよりもオンラインでのチケット争奪戦が激化したことが影響したようです。
からがら乗車券をゲットできた人の表情は達成感と安堵感に満ち、家族に電話や写メで報告する姿も見られました。キャンセルチケットも競争率が激しいので、やはり発売日に押さえておくのが一番のようです。
今年の秋夕は最大5日の大型連休で、ソウル人口の4分の1である約25万人が帰省の乗車券を購入する見込み。そろそろ秋夕本格準備へのアクセルを踏み始めた韓国。帰省の乗車券をゲットできた人もそうでない人も、韓国鉄道KORAIL職員も、朝からご苦労様でした!
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