冷たいものが食べたくなるこの季節。肉のダシにトンチミ(大根の水キムチ)の酸味がきいた冷スープで食べる冷麺(ネンミョン)と、コチュジャン(唐辛子味噌)の辛口ダレに絡めて食べるビビン冷麺は夏の韓国に欠かせない定番料理。
夏の限定メニューとして知られるコングッス(冷豆麺)は、大豆や黒豆を挽いて作った香ばしいスープが美味。さっぱりしていながら濃厚で、口いっぱいに豆の風味が広がります。栄養価も高く、夏ばて気味の人にも最適。
そうめんにピリッと唐辛子のきいたコチュジャンのタレを絡めて食べるビビングッス。白い麺にかかった真っ赤なタレが食欲をそそります。
蕎麦粉で作った麺が特徴のマックッス(蕎麦冷麺)は、韓国の東北部・江原道(カンウォンド)の郷土料理。のりやキムチなどをトッピングしトンチミ(大根の水キムチ)の汁で食べるものと、コチュジャンベースのタレで野菜などと絡めて食べるものがあります。
日本でもお馴染みの盛り蕎麦は、メミルグッスと呼ばれ韓国でも人気の夏メニュー。夏の韓国を訪れた際には、冷たくておいしい麺料理でひとときの涼しい時間をお楽しみ下さい。
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