世宗(セジョン)文化会館に程近い光化門(クァンファムン)エリアの一角にあるストリート、「ハングルカオンキル」。韓国固有文字ハングルに関する18点のアート作品が、風景に溶け込むようにあちこちに展示されています。さっそく探してみましょう!
「ハングル」という名前を初めて使ったとされる有名な韓国語学者、周時経(チュ・シギョン、1876-1914)。現在広場になっているその家屋跡には、人と人の疎通という意味が込められたハングルの造形物が設置されています。
ハングル会館とセムナン教会アンダーウッド教育館の間の道に入り上を見上げると、「ナヌン ハングリダ(私はハングルだ)」という文字が見えるでしょう。未来のハングルの形状をコンセプトに作られ、角度によって見え方が異なるのが特徴です。
シン・ドンユンというアーティストの作品「パロ タンシン(まさにあなた)」は、カメラのフラッシュを焚いて撮った時にはっきりと見えるメッセージ(写真右)がポイント。世宗路(セジョンノ)大宇(テウ)ビルの外壁にあり、カオンキル散策時には必ず見つけたいスポットの1つです。
このほかにも、思いもよらないような場所にアート作品が隠れています。ストーリーテーリングで構成されているため、散策しながら作品を鑑賞し、同時にハングルの歴史にも触れられるでしょう。
韓国固有語で「世界の中心(カオン)」という意味の名前のように、人気バラエティ番組やドラマの撮影を通じてより一層脚光を浴び、もっともホットなスポットの1つになっています。過ごしやすい季節、ソウルの中心・光化門でハングルアート探しを楽しんでみませんか?
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