都心に位置し、全面ガラス張りの斬新なデザインが目を引くソウル市庁。旅行中に目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?そんなソウル市庁で今日28日、1日限定の庁舎公開イベントが行なわれました。
市民との「疎通」を重視するソウル市。昨年に続き2回目となる庁舎の一般公開は、市政を担う中枢としての市庁を市民にもっと身近に感じてもらいたいという思いから企画されました。
地上13階建ての庁舎内には市民生活と関わる多様な部署がありますが、見学者が多かったのは、やはり市長室!格式ばった重苦しい雰囲気かと思いきや、意外や意外。壁に市民からのメッセージが貼られるなど敷居の高さを感じさせない空間でした。
書類の山に、開かれたままのノートパソコン…。どこの会社にもあるような風景ですが、何を隠そうこちらが朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長のデスク!山積みの資料には、職員や市民たちのたくさんの声が詰まっているのかもしれません。
公開イベントでは自由観覧の他、ガイドと共に巡る事前予約制の見学ツアーも実施。普段なかなか知ることのない話にも触れることができ、参加者たちは興味津々の表情でした。
1階ロビーや8階のラウンジなどでは音楽会や特別展示などの催し物も行なわれ、終日にぎやかな雰囲気に包まれたソウル市庁。2014年は夏・秋ごろにも一般公開される予定です。次回チャンスがあればぜひ記念に訪れてみたいですね!
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