3月が入学式の韓国では、学用品商戦がピーク。今年の新小学1年生は、600年に1度訪れる幸運の黄金豚(ファングムテジ、日本の亥年)年の子どもたち。2007年当時はベビーブーム到来で、出生率が前年よりも10%も高く、約50万人の赤ちゃんが生まれました。
新入生の必需品は、やはり学用品。韓国オンラインショップ「11番街(シビルボンガ)」では、小学生用カバンの全体売り上げが、去年に比べ約48%も増加。かわいい孫への贈り物にと、50代以上の祖父母世代購入者が前年より70%も多い結果となりました。
入学祝いに子ども服をプレゼントするのも定番です。かわいいだけじゃなく、作りもしっかりした大人顔負けのウェアも豊富に登場。家族揃ってのショッピングでは子どもが自ら服を選ぶ姿も多く見かけました。
キャラクターが描かれたキュートな帽子も人気が高い商品。また、入学を機に新しく習い事を始める家庭も多いそうで、子ども用のゴルフセットを販売しているスポーツ店もあるのだとか。
大型マートや百貨店では引き続き、セールや特別イベントを開催。少子化の韓国、市場ではファングムテジの子どもたちをターゲットにした商戦が今後も活発になると予想されています。
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