韓国の近現代に描かれた名画を鑑賞できる展覧会が、市庁(シチョン)・仁寺洞(インサドン)・南大門(ナムデムン)といったソウル都心の各地で開かれています。
古宮・徳寿宮(トクスグン)内にある国立現代美術館・徳寿宮館では3月30日まで、韓国美術界に大きな功績を残した画家57人の作品100点を見ることができる特別企画展が行なわれています。1920年代から70年代までの韓国美術史を一挙に総覧できます。
仁寺洞の仁寺アートセンターでは3月16日まで、庶民の日常を独自の技法で描いた朴寿根(パク・スグン、1914~1965)の生誕100周年記念展が開催中。多くの国民の胸を打つ作品群をまとめて鑑賞することで、韓国の民族的情緒に触れることができるでしょう。
南大門の韓銀ギャラリー(韓国銀行貨幣金融博物館2階)では5月18日まで、韓国銀行が所蔵する油絵作品のなかから厳選した30点を無料で披露。韓国の名高いコンクールで特選を受賞した傑作などを鑑賞することができます。
優れた画家たちの豊かな感性を通じて、当時の人々の様子や心象風景が表現された韓国近現代の名画のかずかず。同時期にまとめて鑑賞できる絶好のチャンスをお見逃しなく!
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