多くの店が連なるソウル一の繁華街・明洞(ミョンドン)。無秩序で統一感なく並べられた看板により、道に迷ったことがある人も多かったはず。そんな問題を解消すべく、昨年より行なわれてきた景観整備作業がようやく完了。新しくなった明洞の姿を見てみましょう。
今回付け替えられた看板は633個。中国大使館前の通りを中心に整備が行なわれました。店舗の看板だけでなく、従来蛍光灯を使用していたフロア案内板などは、節電効果が期待されるLED(発光ダイオード)看板へと変更されました。
レートの良さで旅行者におなじみの「大使館前両替所」の看板は、シンプルで見やすいデザインに。LED照明が装着され、夕方や夜の暗い中でも探しやすくなりました。
ファッションビル「NOON SQUARE」付近にある焼肉店「那度香(ナドヒャン)」の看板は鮮やかな黄色に磨きがかかって登場。目印である社長の写真はそのままに、日本語・中国語の表記が追加されました。
新しい看板には、漢字やひらがなを使ったところも多く、日本人にとっても嬉しい変化。ショッピングや食事を楽しみがてら、整備された明洞の街を散策してみてはいかがでしょうか。
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