ピマッコルと呼ばれる路地裏通りが有名な鍾路(チョンノ)の清進洞(チョンジンドン)。ソウル都心の再開発が進められるなか、かつてのディープな姿は大きく様変わりしました。
鐘閣(チョンガッ)駅前にできたツインタワー「グランソウル」はその象徴。オフィスと現代的な商業施設が入居する巨大な複合ビルで、地域経済の新たな重心として期待されています。
特に注目の施設は、ドラマや映画になった人気グルメ漫画「食客(シッケッ)」に登場する店が実際に営業する食客村。地下1階から地上2階に韓国各地の有名店が10店舗入ります。
食客村を掲げる店舗は現在、コムタン(牛の肉や内臓と骨を煮込んだスープ)専門店の「秀河東(スハドン)」と、韓牛(ハヌ、韓国在来種の牛)料理専門店の「han6gam」の2店が営業中で、その他の店舗は開業準備真っ最中。グランドオープンは2月13日の予定です。
こちらは先行オープンした「秀河東」。「食客」単行本1巻で紹介されたコムタンの名店「河東館(ハドングァン)」からのれん分けした店で、オーナーみずから客を出迎えていました。
施設内には食客村店舗の他に、韓国では珍しい中国四川料理の専門店なども。仁寺洞(インサドン)観光などとあわせて訪問して、おいしい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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