ソウル各地を縦横無尽に走る市内バス。そんなソウルの市バスが、今年9月から少しずつ変わっていたことにお気づきでしたか?側面から見たとき、乗車口の左上に見える路線番号板が新たに設置されました!
新しい路線番号板は「突出型番号板」と言われ、扉が開く度に飛び出す仕組み。これまでは停留場に何台ものバスが一列に並んだ場合、バスの近くまで行かなければ分からなかった路線番号が、遠くからでも確認できるようになりました。
路線番号板は、番号下に小さな広告スペースが設けられているのも特徴。この広告収入により新たな番号板が制作・設置されています。企業側のコスト節減と市民の不便解消を実現した一石二鳥のシステムです。
12月現在、路線番号板はソウルのほぼ全てのバスに設置完了。今後は韓国の地方でも導入される見込みです。路線が複雑で難しいといわれるバスですが、行動範囲を広げるには便利な手段!新しい番号板も参考にバスにチャレンジしてみませんか。
|