学生街として有名な新村(シンチョン)でいま、なにやら大規模な工事中。駅前交差点から延世(ヨンセ)大学まで続く延世路は完全に自動車の通行止めが実施されています。
実はこの工事、歩行者の安全確保や文化空間の創出などを目的に9月末から進められているソウル市初の公共交通機関専用地区造成プロジェクトで、12月末まで続く予定。
一般車両の進入規制で渋滞を解消するとともに歩道を拡張。U-PLEX前の交差点付近に、休憩スポットや各種公演が楽しめる広場を造成することがプロジェクトの大きな狙いです。
延世路工事に合わせて新村周辺の交通規制や信号体系も大きく変わる予定で、2014年度の上半期から本格的な運用が開始されます。
弘大(ホンデ)・合井(ハプチョン)エリアの商圏拡大に押される形で、ここ数年苦い状況が続いていた新村の商圏。新しい文化空間誕生により果して復権を遂げるのか、要注目です。
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