ソウル中心部を流れる清渓川(チョンゲチョン)で毎年秋に開催される「ソウル灯祭り」。川に設置された灯篭は日中も楽しめますが、やはり点灯が開始される日暮れからが本番です。
午後5時から11時まで、明るく照らされた約30,000個の灯篭が、夜の川辺を華やかに彩ります。川の周囲に立つ高層ビル群のネオンの海と調和した美しい夜景が見どころです。
2013年の灯祭りは、韓国の三国時代を形成した国のひとつ、百済(ペッチェ、紀元前18~660年)がテーマ。在りし日の王国の歴史と伝統を、灯篭を介して垣間見ることができます。
夜の川を煌々と照らすあたたかい灯篭のきらめきに引き寄せられるように、川辺には多くの人々が集まり、カメラのシャッターを切ります。
地下鉄1号線鐘閣(チョンガッ)駅付近の広橋(クァンギョ)には灯篭販売コーナーも設置され、お祭りに訪れる人々が次々に足を止めていきます。
「ソウル灯祭り 2013」は11月17日(日)まで開催予定。秋の夜長に、家族や恋人、友達とロマンチックな川歩きなどいかがでしょう。
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