物価上昇のニュースが相次ぐ近頃の韓国。8月には業界1位のソウル牛乳が、原乳価格上昇のため牛乳価格を220ウォン引き上げ、続いてメイル牛乳、南陽(ナミャン)牛乳など主要各社も177~244ウォン引き上げました。
牛乳の値上げに伴い、日本や中国など海外でも人気のある牛乳製品、ピングレ社の「バナナ牛乳」も 、2011年から3年ぶりに100ウォンの値上げを実施。1,200ウォンから1,300ウォンになりました。
牛乳が原料のチーズ、ヨーグルト、生クリームの価格も次々に値上げとなる見込み。またカフェラテなど、牛乳を加えるカフェメニューの価格も値上がりの可能性がささやかれています。
10月からはタクシー運賃も4年ぶりに値上げ。一般タクシーの基本料金は2,400ウォンから3,000ウォンに、模範タクシーは500ウォンアップの5,000ウォンに。加算運賃は、144m毎から142m毎 100ウォンに変更となります。
牛乳や交通費など庶民の生活に近い物価の値上がりで、国民は家計への影響を懸念。またこの値上がりを機に、ドミノ式で他の物価も引き上がるのではないかという心配の声も出てきています。
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