これまで本館、慶熙宮(キョンヒグン)分館、南ソウル館、蘭芝(ナンジ)創作スタジオの4箇所で運営されてきたソウル市立美術館に、9月24日、北ソウル館が新たに誕生しました。
ソウル市立「北ソウル美術館」は蘆原(ノウォン)区中渓洞(チュンゲドン)に延床面積5千坪超の規模でオープン。地下鉄7号線下渓(ハゲ)駅から徒歩8分の場所に立地し、ソウル市東北部における文化拠点施設として運営されます。
地上3階、地下3階の建物は、ふたつの展示室と写真ギャラリーを中心に、アート図書室、多目的ホール、レストラン・カフェなどに分かれます。美術品鑑賞はもちろん、芸術分野の資料閲覧や各種講座、映画上映会など様々な文化体験が可能な空間を目指しています。
高層住宅に遮られた山々の景観をモチーフに設計され、公園敷地内に丘のように建てられた「北ソウル美術館」。2013年ソウル市建築賞を受賞し、建築好きも一見の価値ありです。
11月には景福宮(キョンボックン)隣に「国立現代美術館ソウル館」(写真)が開館予定。今秋ますます文化空間が充実するソウルで、芸術を感じる旅はいかがでしょうか。
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