ソウル近郊の都市、仁川(インチョン)にある「ドリームパーク」。かつて首都圏で排出されるゴミの埋立地だった場所を再生させた、自然生態公園です。
2007年に公園が造成されてから7度目の秋。韓国最大規模を誇る約5万平方メートルの野生花団地には、今年も秋を知らせるコスモスが咲き始めました。
野生花団地の周りには高い木々や建物がないため、ふりそそぐ太陽の光をいっぱいに浴びて元気よく咲き誇る花々に出会えます。
他にも野生草花園や湿地観察地区、ススキ畑、自然生態池など様々なエリアで構成。渡り石がある池は、どこか古い時代の雰囲気も漂わせています。
公園の反対側に埋立処分場があるため時折ゴミ収集車が出入りするものの、敷地全体が埋立地だった頃には目にできなかった動植物に今では身近にふれあうことができます。
恒例の「菊花祭り」は、今年は9月26日~10月6日まで開催(入場無料)。期間中は空港鉄道黔岩(コマム)駅-仁川ドリームパーク間シャトルバスも運行予定です(無料、運行間隔未定)。花々に囲まれながら、秋の香りを感じてみてはいかがでしょう。
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