韓国料理に欠かすことの出来ない食材、唐辛子。韓国では自宅の庭先や屋上など小さなスペースを活用して栽培する人もたくさん。春から育ててきた唐辛子は今、収穫の時期を迎えています。
収穫した唐辛子は、天気の良い日に外に出し、まる1日乾燥させます。天日干しをする様子は韓国の夏の終わりの風物詩。太陽の光を浴びて、より一層深い赤色に変化していきます。
その年に採れた初物の唐辛子(コチュ)は「ヘッコチュ」と呼ばれ、9月上旬からお店に並び始めます。一年中手に入る唐辛子ですが、ヘッコチュは香りも良く、一際重宝されます。
旬の時期に合わせ、各地では唐辛子をテーマにしたお祭りが開催。ソウル広場でも8月27日~29日まで特産地として知られる慶尚北道(キョンサンプット)英陽(ヨンヤン)郡主催の広報イベントが行なわれています。
「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」と名付けられたイベントは、期間中10時から19時まで開催。唐辛子の直売や試食イベントも行なわれます。ピリリと辛い、唐辛子のイベントで過ぎ行く夏と秋の訪れを感じてみませんか。
|