緑が生い茂り、休息時間を過ごすのにピッタリの公園。一見、普通の公園に見えますが、よく見ると木々の間から駅名看板が顔をのぞかせている場所が。ここは韓国で唯一、駅構内に公園が設置されている新踏(シンダプ)駅です。
新踏駅は、ソウル東部の地下鉄2号線聖水(ソンス)駅から新設洞(シンソルトン)駅を運行する支線駅の1つ。配車間隔が平均10分以上と長いため、地下鉄を待つ乗客のために小さい公園が作られました。
プラットホームにはベンチが設置されており、友達や恋人と語り合ったり、思い思いに座ってくつろぐ人々の姿が。地上に位置する駅のため陽の光が差し込み、小さな散歩道もあるので、屋外の公園を訪れているような気分を味わえます。
春には新緑や色鮮やかな花が、秋には紅葉で埋め尽くされる構内公園。実は駅のすぐ隣にも公園があり、プラットホームとは鉄柵で区切られているだけなので、爽やかな風を感じることができ、時には鳥が鳴く声も聞こえてきます。
新踏駅は馬場洞(マジャンドン)焼肉横丁や百貨店・大型マートが隣接する清凉里(チョンニャンニ)駅に近く、観光やショッピングにも便利。都心で自然を満喫できる空間で、一息入れてみてはいかがでしょうか。
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