日本でいうところの土用の丑の日である伏日(ポンナル)。今日は年に3回ある伏日の最終日、末伏(マルボッ)にあたります。伏日定番の滋養食といえば参鶏湯(サムゲタン)ですが、栄養満点の海鮮料理も見逃せません。
6月~9月に旬を迎える白身魚ニベ。韓国では高級魚として知られており、ビタミンAやB、たんぱく質が豊富で疲労回復を助けるとされています。老化防止にも効果があると言われ、特に女性やお年寄りに人気です。
どじょうと野菜を一緒に煮込むチュオタン(どじょう汁)。地方により作り方が異なり、どじょうを丸ごと煮込むソウル式とすりつぶして煮込む原州(ウォンジュ)式があります。またアルコール解毒作用があると言われ、二日酔い解消メニューとしてもオススメです。
日本でも丑の日料理として定番のうなぎ。韓国ではうな重などのご飯物ではなく、炭火焼で食べるのが一般的。蒲焼きや白焼き、コチュジャンベースのタレで焼くピリ辛のうなぎに、ショウガの千切りや生ニンニクをのせて葉野菜に包んで食べるのが韓国式です。
魚介類と野菜をピリ辛ソースで煮込む海鮮蒸し煮(ヘムルチム)。魚介エキスがたっぷりで、辛味が食欲をそそります。まだまだ厳しい暑さが続く今年の夏、海鮮を使った滋養食でスタミナ補給はいかがでしょうか。
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