ソウル地下鉄の自転車携行乗車が拡大

週５日制定着による余暇時間の増加、健康への関心の高まりを背景に、ソウル市の地下鉄路線(１～８号線)では７月から土曜日の自転車携行乗車が可能となりました。

通勤ラッシュの激しいソウル市内の地下鉄。自転車携行乗車は日曜日と公休日の両端車両のみに制限されていましたが、土曜日にも拡大されました(折りたたみ式は365日可)。

自転車利用者が年々増加するのを受けて、愛好家たちを中心に土曜日や平日にも乗車可能にすべきだと訴え続けてきましたが、要望の一部が聞き届けられる形となりました。

法規制の緩和が進む反面で、自転車保管施設や階段の自転車用スロープなど関連施設が不足しているという問題も指摘されています。

写真は地下鉄構内の自転車置き場。ソウルの地下鉄ではこうした施設の拡充や車両改造を進める考えです。数年後のソウルでは自転車エコ旅行が流行しているかもしれませんね。