昨日から梅雨に入り、今日も朝から雨がしとしと降っているソウル。肌寒く、外出もおっくうになるような雨の日にこそ、にぎわう場所があります。
それが孔徳(コンドッ)にあるチヂミ横丁。雨で農作業ができない日にチヂミを食べて時間を潰したから、雨の音とチヂミを焼く音が似ているからなど諸説ありますが、雨が降ると韓国の人々はチヂミとマッコリが食べたくなるといいます。
横丁の店頭には多種多様なチヂミがずらりと並びます。名物はミニサイズのチヂミや材料を卵につけて揚げ焼きにしたジョン。豚肉のつみれや豆腐、イカなど、色とりどりで種類も豊富です。価格は1つ500ウォンから。
店頭でチヂミを選んだら、店内に移動して食事タイム。おすすめのお酒はもちろん、ベストパートナーのマッコリです。マッコリと材料は同じですが、濾さずに作り、まったり濃厚な味わいのトンドンジュもおすすめ。
夕方になると地元の会社員たちでいっぱいになるチヂミ横丁。隣にはチョッパル(豚足)店が並ぶ横丁もあります。地下鉄5・6号線、空港鉄道A’REX孔徳駅から歩いてすぐ。雨の日を狙って足を伸ばしてみませんか。
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