ソウルに残る古宮のなかでも随一の規模を誇る景福宮(キョンボックン)。5月26日(日)まで観覧時間を延長し、22時まで夜間開場が行なわれています。
夜間入場券はチケット売場で当日21時まで購入可能(3,000ウォン)。いつもと違う雰囲気に包まれた伝統建築を目にしようと夜間開場初日の昨日22日は多くの人が詰めかけました。
まだ陽が落ちる前からレジャーシート持参で場所取りをしているカップルや、本格的なカメラや三脚などの撮影機材を準備しベストショットを狙う人たちもいました。
四方が山に囲まれ、風水思想にかなうパワースポットである景福宮は、朝鮮時代の西暦1395年、歴代の王が政務と生活を行なう正宮として創建されました。
勤政殿(クンジョンジョン)や慶会楼(キョンフェル)など、宮廷内に残る代表的な建物は夜間開場にともないライトアップされ、その荘厳な佇まいがいっそう際立ちます。
夜のとばりが降りたあとのソウル都心で、幻想的に浮かび上がる朝鮮の美を吟味しながら、そぞろ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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