韓国のチャイナタウンといえば、仁川(インチョン)市の中華街が有名ですが、ソウル西南部の大林(デリム)にもミニチャイナタウンがあります。
地下鉄2号線大林駅の東側に広がる大林中央市場。もともと駅の西側に多く住んでいた朝鮮族の人々が90年代頃から移住、お店が増え始めました。今では生活に欠かせない銀行なども並びます。
市場には、羊肉料理や火鍋の専門店が軒を連ねます。夜になると、中国人だけでなく本場の味を求める韓国人も多く訪れ、にぎわいます。
レストランでの食事はもちろんですが、チャイナタウンの楽しみは食べ歩き。市場に漂うおいしい匂いにつられて進むと、肉まんや焼き餃子、中国の揚げパンを売るお店が出現。店頭に並ぶきつね色のおやつが食欲をそそります。
中国の食料品店もあり、お菓子や調味料、日用品などが手に入ります。観光地ではない、より中国らしい生活感あふれる大林エリア。ミニチャイナタウンをおいしいもの片手に歩いてみませんか。
|