韓国の代表的な名節の1つであるテボルム。テボルムとは韓国語で「一番大きな満月の日」という意味で、昔から1年で最も明るく大きな月が空に浮かぶ日であると考えられてきました。
テボルムは陰暦の1月15日で、2013年は今週日曜日24日がその日にあたります。市場やスーパーの店先には、「プロム」と呼ばれるクルミや松の実、落花生などの果実がたくさん並んでいます。
「プロム」とは「プスロム(できもの、腫れ物)」からきた言葉。1年間体に腫れ物などが出ないようにという意味を込め、テボルムの朝に硬い殻をもった果実を歯で割って食べる韓国固有の風習です。
今週末には南山コル韓屋マウルをはじめ、ソウル市内各地でわらや松の枝を高く積み上げて燃やす「タルチッテウギ」などのテボルム行事が開催される予定。韓国の風習にならって幸運と健康を祈願してみてはいかがでしょうか。
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