19世紀末から現在に至る韓国の歴史を展示した、国内最初の国立近代史博物館「大韓民国歴史博物館」が12月26日に開館。開館記念行事を経て本日、一般公開となりました。
博物館は光化門(クァンファムン)広場に面した、旧文化体育観光部の建物を改装して建てられました。 地上8階建ての大きな建物で、4つの常設展示室と2つの企画展示室を有します。
常設展示室では、三・一独立宣言書や6・25戦死者の遺品、民主化運動関連の資料など、1,500点余りの近現代史資料を展示。また1960~70年代にドイツに派遣された看護師や鉱夫の手紙など当時の貴重な資料もあります。
企画展示室には、韓国の歴史、政治、社会、文化などを最先端ディスプレイ技術を使い、見て、聞いて、感じることのできる「大韓民国の再発見」コーナーを用意。また子どもたちの歴史体験コーナーも設置されています。
「大韓民国歴史博物館」は1月1日と毎週月曜日を除く9時~18時まで開館で、入場無料。世界史においても類例がないほどのスピードで発展してきた韓国の近代史を垣間見に、足を運んでみてはいかがでしょうか。
|