12月21日は日本でもおなじみの「冬至」。二十四節季のひとつで1年で最も夜が長い日として知られます。南山コル韓屋マウルでは毎年恒例の冬至特別イベントが開かれました。
韓国の冬至の代表的な食べ物が「あずき粥」です。会場では大きな釜で炊いたお粥がふるまわれ、凍るような寒さの中、沢山の人が湯気の前で列を作りました。
あずきの赤色には厄除けの効果があるといわれ、かつては家の中にまいたりもしたそう。また中に入ったもち米団子は、歳の数だけ食べると1年を無事に過ごせるといわれています。
このほか、餅つきや民俗遊びも開催。冬至に「蛇」の字を書いた紙を逆さに貼ると悪鬼が入ってこないという俗信があり、こちらのお札作りコーナーも盛況です。
今日は日中から雪模様ですが、冬至に冷えこむと翌年は豊作になるといわれており、もうすぐ来る新年もよいものになりそう。一方冷え込みは続くので、週末も温かい格好で冬の韓国を楽しんでください。
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