市庁(シチョン)エリアの中心にたつ旧ソウル市庁舎。2009年より4年間にわたり改修の工事が進められてきましたが、ついに「ソウル図書館」として生まれ変わりました。
本日開館式を行なったソウル図書館は、地上1~4階に渡る資料室と地下の書庫を合わせ、約10万冊の資料を所蔵。壁面までずらりと並んだ書籍は迫力が感じられます。
一般資料から視覚障がい者や外国人向けの書籍、デジタル資料室まで多彩。ゆったりと本を読めるソファも配置され、2階にはブックカフェもおかれています。
電子パネルの利用など現代的な設備をもつ一方で、1926年に建築された建物を生かした展示コーナーも。市庁舎利用当時の執務室を復元した空間はタイムスリップしたようなノスタルジックな雰囲気です(見学は事前予約制)。
今週末26日~28日の3日間は、館内と市庁広場で「ソウルブックフェスティバル」も開催。書籍・出版に関わる展示や体験コーナー、著者フォーラムが開かれます。新しい市民の憩いの場で「読書の秋」を体験してみてはいかがでしょうか。
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