日本と同じく四季のある韓国では、秋は紅葉の季節。気象庁によると今年は例年よりも早いとの予報で、地方各地の山々は、すでに鮮やかな赤や黄色に染まりはじめています。
9月末に先陣をきったのが、韓国北東部の江原道(カンウォンド)に位置する雪岳山(ソラクサン)。今週末あたりがピークと見られ、多くのトレッキング客の訪問が予想されます。
雪岳山から1時間ほどにある五台山(オデサン)も紅葉の名所。代表コースは、朝鮮半島の名山、金剛山(クムガンサン)に姿が似ていることから名前がついた小金剛エリアです。 九龍(クリョン)滝や食堂(シッタン)岩などのスポットがあります。
ある調査によると、昨年、最も多くの観光客が訪れたのは南西部の内蔵山(ネジャンサン)。ふもとにある内蔵寺や飲食店など、気軽に訪れられるのが人気の秘訣です。ピークは11月初めとなる模様。
また世界遺産の名所、海印寺(ヘインサ)や仏国寺(プルグッサ)などの古刹でも、色とりどりに染まった木々との絶妙な調和が見られます。各地の山へは、季節限定の紅葉狩りツアーも出ているので、旅行者はそちらを利用するのもおすすめです。
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