ソウル市は今年、市民の支持が厚くボランティア活動などに積極的な20人を広報大使に任命しました。韓流スターのチソン(左上)や女優のナム・ギュリ(左下)、ミュージシャンのション(右上)、お笑い芸人のイ・スグン(右下)などです。これまで「韓流」を前面に押し出していましたが、市民との共感に目を向けています。
一方で、市内各区の広報大使には韓流スターの起用がブーム。トレンド発信地の江南区(カンナムグ)は、少女時代が美容・医療・芸能・ファッションなどさまざまな分野で洗練されたイメージをアピールしています。
また、明洞がある中区(チュング)の広報大使には、メンバーのユナ(右3番目)が単独で選ばれました。
さらに江南区は、来月からSUPER JUNIORも広報大使に任命予定。狎鴎亭(アックジョン)・清潭洞(チョンダムドン)エリアに「韓流スター通り」ができるとも言われており、江南区を韓流の中心地としてイメージアップしていく計画のようです。
ロッテワールドやオリンピック公園などがある松坡区(ソンパグ)の広報大使には、2AM(写真上)が就任。歌唱力と大衆性、明るく健康的なイメージが観光都市を目指す松坡区にぴったりとのこと。
また、外国人も多く暮らす江西区(カンソグ)は万能エンターテイナーのイ・ジフン(写真下)、梨泰院のある龍山区(ヨンサング)は「梨泰院フリーダム」をコンセプトに芸能活動をするUVを起用しています。
空港や観光地の駅舎など外国人が多いエリアには、広報大使たちがPRする区の電光パネルが設置。区で開催される行事に広報大使が参加することもあるそうです。
最近外国人観光客が月100万人を突破した韓国。自治体レベルで積極的なアピールが見られます。
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