暑気払いで滋養食を食べる韓国版「土用の丑の日」である伏日(ポンナル)。3日ある伏日のうち今日が1回目の初伏(チョボッ)。伏日の人気メニュー参鶏湯(サムゲタン)のお店では、外にも席を用意するほど、多くの人が集まっています。
栄養をつけたいけど暑くて食欲がない…そんな時にオススメなのが、酢鶏湯(チョゲタン)。元々は朝鮮北部地方の郷土料理で、酢とからしで味付けした鶏のスープに、鶏肉や牛肉、野菜等の具を乗せたもので、サラダ感覚で食べられます。
豚足を香辛料入りスープで煮詰めて作るチョッパルをさっぱり夏仕様で食べられるのが、冷菜チョッパル。チョッパル、きゅうりの薄切り、クラゲを酢とからしを加えた醤油ベースのタレで和えた料理で、冷やし中華のような味わいがあります。
変り種メニューでは、冷餃子スープをどうぞ。冷麺風スープに熱々の蒸餃子を入れ、キンキンに冷えた氷を載せた一品。湯気の立つ餃子と冷たいスープの温度差を楽しみながら食すのがポイント。食欲が落ちる暑い夏、冷た~いメニューを食べて乗り切ってください。
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