昨年、韓国内でブームを呼んだ白いスープのラーメン。ブームが落ち着いた今春、各社から辛さを強調した赤いラーメンが続々登場。白いラーメンの元祖「コッコ麺」をヒットさせたパルドが「男子(ナムジャ)ラーメン」を発売。ニンニクの風味をきかせた辛さがポイントです。
現在ラーメン市場シェア第1位の「辛ラーメン」の農心(ノンシム)が、第2の辛ラーメンとして打ち出したのは「チンチャチンチャ(本当に本当に)」。落花生や黒ゴマ、青陽唐辛子よりも2~3倍辛いといわれるハヌルチョ唐辛子を使っていますが、香ばしさを出しているのがポイント。
新製品が登場するなかで、赤いラーメンの代表格になりつつあるのが2009年に発売されたパルドの「トゥムセラーメン」。最近の調査によると、辛さは「辛ラーメン」の6.5倍にもなり、韓国で最も辛いラーメンとされています。
そのほかにも「プルタッ焼きそば」(三養食品)など、各社がこぞって赤いラーメン競争に参戦。どの製品が次世代をゆく赤いラーメンになるか、今後の動向が楽しみです。
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