韓国の卒業シーズンといえば2月末ですが、こちら新村(シンチョン)にある延世(ヨンセ)大学校韓国語学堂では、本日卒業式が行なわれました。
実はこちらの語学堂、今日の卒業式が200回目にあたる記念すべき回。通常は語学堂内の施設で開かれる式も今日は講堂を利用して、卒業証書の授与をはじめとする行事が執りおこなわれました。
韓国語を学ぼうと世界中から学生が集まる延世大。参列者の装いもはなやかです。チマチョゴリ(韓服、ハンボッ)はもちろん様々な伝統衣装が会場を彩りました。
伝統祭り?と思うような衣装でキメた人も。韓国の大学の卒業式は黒ガウンに角帽が定番ですが、語学堂は、より自由で楽しい雰囲気です。
行事には武藤正敏駐韓日本大使も出席。自身も延世大学語学堂を卒業したという大使、ユーモアも交えながら流ちょうな韓国語で、お祝いのスピーチを行ないました。
また今回の200回記念にあわせ、語学堂50余年の歴史を振りかえる展示会も本日スタート。延世学術情報館で、教材や写真などの資料が4月6日まで展示されています。
楽しくも難しい語学の習得。誇らしさとたくさんの思い出を胸に、卒業後も韓国語をどこかで生かしていけたらいいですね。みなさん、卒業チュッカハムニダ(おめでとうございます)!
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