昔ながらの美味しいものに出会える場所といえば、市場。ソウルの歴史ある市場へ、名物のおやつを食べに出かけました。
ソウルで最も古い南大門(ナンデムン)市場。常に行列のできる「カメコルイェンナルソンワンマンドゥ&ソンカルグッス」は具だくさんのほっかほか肉まん(マンドゥ)が大人気。
東大門(トンデムン)にほど近い広蔵市場(クァンジャンシジャン)で外せないおやつと言えば、特製タレにつけて食べるミニ海苔巻き(キンパッ)。病み付きになる美味しさから「麻薬キンパッ」と名前が付いています。
韓屋(ハノッ)の街並みも残るソウル北西部の通仁(トンイン)市場の名物は、「孝子洞イェンナルトッポッキ」の「油(キルム)トッポッキ」。一般的なトッポッキとは異なる醤油味の素朴で懐かしい風味が好評です。
食欲をそそる香りにつられてやって来たのは空港鉄道も停車するようになった孔徳(コンドッ)の孔徳市場にある「元祖麻浦(マポ)ハルモニピンデトッ」。マッコリのおつまみとしてだけでなくおやつとしても食べやすい韓国風ピカタ(ジョン)を目当てに連日多くの人で賑わいます。
昔から親しまれている市場のおやつ。韓国の情緒を楽しみながら、お腹と心が満たされることでしょう。
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