ソウル市内に張りめぐらされた地下鉄や鉄道。旅行者も上手に使いこなしたいものです。現金支払い以外にプリペイド式交通カード「T-Money」の利用が定番ですが、また一つ、外国人観光客向けの便利なカードが発売されました。
それが、12月に発売された「M-Pass(エムパス)」カード。簡単にいうと地下鉄定期カードで、1日・2日・3日・5日・7日の日数に応じた料金で、該当期間、1日最大20回まで乗り放題となります。
使用範囲はソウル地下鉄ほぼ全線と、空港鉄道(直通列車は除く)など。初回改札通過時が開始日とされ、同日の24時までで1日とカウントされます。1日券は1万ウォンで、上手く利用すると交通費節約となり、なによりチケット購入の煩わしさがなくなります。
購入は仁川(インチョン)空港1階の韓国観光公社観光案内所(写真上)でのみ可能。購入時に料金に加えてデポジット金を支払い、使用終了後に同案内所か空港内のコンビニ「GS25」で払い戻しできます。
さらにT-Money機能にも対応しており、地下鉄駅などで現金をチャージすると一般交通カードとして利用可能。購入時に日本語パンフレットやカードホルダーほか、レストランなどの割引クーポンも受けとれます。
ソウル市では2月25日から地下鉄とバスの初乗り運賃の値上げが決定。現金支払い時1,000ウォンから1,150ウォンとされる予定で、小銭の出し入れなどが若干手間に。そんな意味からも、こうしたカードは使い勝手がよさそうですね。
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