光化門(クァンファムン)の世宗文化会館では、1960~70年代の大衆文化特別展「ここは韓国 1970KHz」を開催中。全盛だったラジオ文化をはじめ、当時の一般生活の様子が覗けます。
会場内は一般家庭や商店、学校など街の様子を再現。どこか日本の昭和時代を思い出させるようなノスタルジックな空間、中に入ったり写真撮影をしてもOKです。
ハイライトは70年代の文化を代表する音楽喫茶。往年のヒットソングをDJがその場で流してくれます。 今回の展示は2012年2月28日までですが、韓国の「古きよき時代」を覗ける空間、実はほかにも意外とあるんですよ。
景福宮(キョンボックン)内にある国立子ども博物館の野外展示「思い出の通り」。こちらも60~70年代の鍾路(チョンノ)エリアを再現した街並みが広がります。
ソウル東部の清渓川(チョンゲチョン)文化館前にも、60~70年代のバラックを再現したテーマゾーンがあります。駄菓子の販売もされているので、韓国の「思い出の味」を試してみるのも面白いですね。
ソウルの近郊、仁川(インチョン)市にあるのは「水道局山タルトンネ博物館」。経済開発期の庶民の集落・タルトンネの様子がつくられています。韓国ドラマや映画にも登場するこれら懐かしの風景、実際に見て体験してみてはいかがでしょうか?
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