ソウル中心部の鍾路(チョンノ)にある鐘楼、普信閣(ポシンガッ)。朝鮮時代には朝夕2回鐘を鳴らして城郭の門の開閉時刻を知らせていました。現在は大晦日に新年を告げる鐘つきイベントが行なわれるところとしても有名です。
月曜日を除き毎日行なわれている昼の巡察儀式では、交代儀式を終えた守門軍が徳寿宮(トクスグン)から普信閣まで行進してきます。
普信閣にある鐘は高さ約4m、口径約2m、重さ約20t、厚さ約20cmの大きいもの。初代の鐘は国立中央博物館に保管され、現在の鐘は1985年に鋳造された2代目。国民から寄付を募り、復元されました。
毎週火曜日は、外国人のみ参加できる鐘つき体験があります。午前11時半までに普信閣前で名前と国籍を記入して受付を済ませれば、無料で誰でも参加が可能。鐘楼の2階にあがり、鐘の由来を聞いたり、記念撮影をしたり、実際に触ってみることもできます。
鐘つきは数人のチームに分かれ、守門軍の合図に合わせて行ないます。正午を知らせる鐘つき行事でもあり、荘厳な鐘の音が鐘楼中に響き渡ります。
当日受付で気軽に参加できる、普信閣の鐘つき体験。旅行の記念に、参加してみてはいかがでしょうか。 関連記事: 普信閣
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