ベジタリアンはもちろん、近ごろは健康や美容のために心がけている人も多い菜食。韓国でも専門のレストランが増えてきていますが、今日ご紹介するのは、大学の学食。菜食料理を出す学生食堂があると聞き、東国(トングッ)大学にお邪魔しました!
色とりどりの野菜や豆腐料理などが並ぶ菜食食堂。100%植物性の材料を使用しているのが特徴です。 東国大学に菜食学食ができたのは今年6月。在学生や研究員からの強い要望に学校側が応える形で誕生しました。
東国大は仏教系大学という特性上、僧侶やベジタリアンの学生の利用が特に多いとか。外国からの留学生、栄養が偏りがちな1人暮らしの学生にも好評です。また、落ち着いた雰囲気で食事ができることから教職員もよく訪れます。
今日の献立は、さつまいものコロッケやトルティーヤのピーナツソース添えなど。バランスの取れた健康的なメニューで人気の菜食学食ですが、ネックは割高な値段。バイキング方式ですが、1食6,000~8,000ウォンと、懐の寂しい学生たちには、毎日気軽に利用するには、ちょっぴり厳しいかも?
東国大以外にも現在ソウル大学で菜食学食が2カ所運営されているほか、延世(ヨンセ)大の学食でも菜食料理の提供を検討しているそう。そんな学食でのベジブームを受け、学生街には菜食専門レストランが増加中。延世大近くにある「 Loving Hut新村店」ではベジミートなど多彩な菜食料理が食べられます。
肉を食べなかったり控えている人はもちろん、ダイエット中の人にもおすすめの菜食。東国大の菜食食堂は学生以外の利用も可能で、月~金の11:30~14:00に営業しています。韓国の学食体験も兼ねて、足を運んでみてはいかがでしょうか? 関連記事: 東国大学校
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