沿道にはたくさんの人々。外国人の人は珍しいのかカメラで撮影をしていますが、集まっている人々の表情は真剣そのもの。
それもそのはず、明日10月26日(水)はオ・セフン市長の突然の辞任により急遽開催が決まった、ソウル市長補欠選挙の日。ここ数週間ほど各候補者による街頭演説や、支援者たちが駅でマニフェストを配布するなどの盛り上がりを見せています。
事前の世論調査結果からは、「家族が幸福なソウル」を目指すハンナラ党のナ・ギョンウォン(左)と「市民側に立つ初めての市長」をコンセプトにしている無所属のパク・ウォンスンとの一騎打ちが予想されています。
投票の資格がある人には、選挙の約1週間前に選挙管理委員会から投票案内の封筒が届きます。韓国人だけでなく2010年から、韓国永住権取得後3年以上経過した外国人と、韓国に居所申告している在外国民にも投票権が付与されています。
選挙前日の今日は、各候補者が最後のお願いをしに市内各地を回ります。明日の投票時間は午前6時から午後8時まで。新たなソウル市長は明日、誕生する予定です。
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