今週末9月11日~13日の秋夕(チュソク)連休を控え、街の人々は最終準備に大忙しです。今日は小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、在来市場は多くの人で賑わっていました。
秋夕に各家庭で行なわれる法事、茶礼(チャレ)。先祖を供養する茶礼床(チャレサン)というお膳には栗やなつめ、果物などの食べ物を供えます。
多種多様の決められた材料を使用するため、女性たちは準備だけでもひと苦労。最近では材料を省略したり、ピザやチキンなども一緒に供えるなど、時代とともに茶礼床も変化してきているそう。
一方「民族大移動」といわれる帰省ラッシュも本日よりスタート。ソウル駅では、故郷に向かう人たちに秋夕のお菓子を配るイベントも開催されていました。
秋夕は家族や親族が集まる貴重な機会。普段はあまり見られませんが、この時期はチマチョゴリ(韓服、ハンボッ)で正装している人の姿もちらほら。
このひとだかりは?国会議員など政治家が、有権者に秋夕の挨拶をしているところ。こちらも大きな名節の前には定番の光景です。
|