あれ?これ?どこかで見たことがあるような。でもこんな都会にあったっけ?こちらは明洞(ミョンドン)のロッテ百貨店前にある車のヘッドライトで作られた「瞻星台(チョムソンデ)」。瞻星台は、韓国の古都として知られる慶州(キョンジュ)にある、東洋最古の天文台です。
瞻星台がある慶州は、韓国南東部の慶尚北道(キョンサンプット)に位置します。約1000年の栄華を極めた新羅(シルラ)王朝の都があった都市で、街のあちこちには、数多くの歴史遺産が現存。仏国寺(プルグッサ)や石窟庵(ソックラム)などが世界遺産に登録されています。
そんな都市の特徴から「屋根のない博物館」とも言われる慶州で、8月12日から10月10日までの60日間、韓国文化博覧会「2011慶州世界文化エキスポ」が開催されます。
6回目をむかえる今回は、「千年の物語-愛、光、自然」をテーマに約40カ国が参加。ドラマでも人気を博した、韓国初の女王である善徳(ソンドッ)女王をテーマにしたパレードなど、公式行事、公演、映像、展示の4部門で100あまりの行事が行なわれます。
2010年にはKTX新慶州(シンキョンジュ)駅が誕生し、ソウル駅~新慶州駅間が約2時間に。ソウルからのアクセスも便利になりました。これを機会に、文化遺産が数多く存在する慶州で、新羅千年の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
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