26日より韓国の広い地域を襲った記録的な豪雨。今日の日中に入り雨が落ち着くにつれ、ソウル市内では被害の状況が露になりはじめました。地下鉄・バスは通常運行しているものの、江辺(カンビョン)道路やオリンピック大路など重要道路の一部は交通規制が続いています。
27日午前に局地的に降った大雨は「水爆弾」ともいわれるほどの脅威。3時間の降水量が161ミリに達した瑞草区(ソチョグ)では、牛眠山(ウミョンサン)で山崩れが発生しました。
周辺地区では深刻な被害の様子があちこちに見られます。車も土砂に完全に埋まり、無残な姿に。
こちらでは一時、土混じりの水が2階近くまで達していたそう。押し流された車が建物に突き刺さるようにして留まっています。
1階や地下を中心に、建物内も浸水にみまわれました。途方に暮れる暇もなく後始末に追われています。
かかる事態に軍からも人員が緊急投入。道路の土砂の取り除きやがれきの整理など、全力で復旧作業にあたっています。
全国で死者・行方不明者は60人あまりに上るなど、人命被害も甚大。旅行者のみなさんも被害エリアの近くに近寄らないのはもちろん、十分な注意を続けてください。 コネストからのお知らせ: 強い風雨にご注意ください
|