ソウル市民の憩いの場、漢江(ハンガン)公園。近年は展望カフェをはじめ多彩な施設が登場し、旅行者にもより身近なスポットとなりました。そんな漢江公園内の施設のうち15カ所の名称が、近頃変更になったことはご存知でしょうか?その多くが外来語から韓国固有語への変更ということで、外国人には少し難しくなったかも?!人気スポットを中心に一部ご紹介しましょう!
まずは韓国のマンハッタン、汝矣島(ヨイド)の漢江公園。こちらにある半球形の水上舞台「フローティングステージ」は、「汝矣島ムルピッ(水の光)舞台」という名前になりました。七色に輝く特徴的な外観は、水光のイメージにぴったりですね。
ソウル東部の広津橋(クァンジンギョ)下にある展望台「リバービュー8番街」は、「広津橋8番街」と名称を新たにしました。ドラマ「アイリス」のロケ地であり、海外ドラマファンも多数訪れるスポットだけに、新しい名前も要チェックです!
漢江大橋の北端東西2カ所にある展望憩いの場は、「ノドゥルカフェ」、「カフェ・デ・リオ」という名称でしたが、それぞれ「ノドゥル織女(チンニョ)カフェ」、「ノドゥル牽牛(キョヌ)カフェ」に。織女と牽牛は、韓国の七夕の話に出てくる、織姫と彦星のこと。カフェが向かい合うように位置することから付けられました。
遊覧船の船着場があり、旅行者も多く訪れる蚕室(チャムシル)エリア。蚕室大橋にある展望カフェ「リバービュー ボム」は、「蚕室マル憩いの場(シムト)」と韓国語オンリーの新名称に。固有語への改称で、より韓国らしさが強調された各施設。訪問予定の皆さんは、名前が変わっていないか出発前にチェックしておきましょう!
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