カロスキルの次はセロスキル？

約700mの一本道に、お洒落なショップやカフェが立ち並ぶ街路樹通り(カロスキル)。週末ともなると大勢の若者でにぎわう、ソウルのHOTスポットです。そのカロスキルの近くに、最近じわじわと注目を集める通りがあります。

それがカロスキルならぬ、セロスキル。カロスキルの左右両側に枝のように伸びるいくつもの路地を指します。韓国語で「縦」はセロ、「横」はカロと発音されることから、若者たちが面白おかしく呼び始めたのが「セロスキル」という呼称の発端になったのだとか。

セロスキルの特徴は、個人経営のこぢんまりした店舗が多いこと。チェーン系のカフェや有名ブランドのファッションショップが並ぶカロスキルとは対照的です。

オーナーたちのセンスが光るショーウインドーや店の軒先は、眺めているだけでも楽しい気分に。半地下を利用した服屋や、こだわりのカフェ、レストランなど、セロスキルには規模は小さいですが個性満点のお店がたくさん。

セロスキルは、カロスキルの脇道という位置づけのため、特定の通りを指すわけではありません。お店も細い路地に点在しているのが特徴ですが、そんな隠れ家的な雰囲気が魅力でもあります。カロスキルを訪れた際は、ふらりと横道にそれてみると、素敵なお店との出会いがあるかもしれませんよ。

関連記事：新沙洞 街路樹通り(カロスキル)