みなさん、笑顔で何だか楽しそう。外国人も、ちらほらいらっしゃいますね。どうして、こんなに楽しそうなんでしょう?
そうなんです。今日は、仁寺洞(インサドン)の南仁寺(ナミンサマダン)で、伝統婚礼を再現するイベントが開催されました。
ちらっと布から顔を出してる木彫りの雁。韓国では「雁」は、一度契りを結べば死ぬまで添い遂げる夫婦円満の象徴とされています。
厳かに式が進められるなか新婦の登場です。ここで新郎と新婦が初めて顔を合わせ挨拶を交わす「交拝礼(キョベレ)」が行われます。その後は、杯を酌み交わす「合巹礼(ハッグンレ)」。新郎新婦はそれぞれ3回お酒を飲み、3杯目は互いの杯を交換します。
こちらの美女2人は、実は新郎新婦の仲人。パンソリを唄ったり、おもしろみがある話術で聴衆たちも笑いっぱなしです。韓国語だけの進行ですが、表情や身振り手振りのパフォーマンスが豊かなので、外国人も大笑い。
終了後は、お祝いの公演がはじまります。太鼓の舞と力強いプンムルが圧巻です。10月末まで(7・8月は除く)、毎週金曜日と土曜日に、主な観光地を巡回しながら開催される「伝統婚礼・嫁入り遊び」。散策時に、足を運んでみてください。
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