春分の今日、ソウルは日中の最高気温が12度まで上がり穏やかな陽気に包まれました。3月も後半に入り、こちら清渓(チョンゲ)広場をはじめ市内各地には春の花を植えた花壇が登場するなど、気温だけでなく街並みも徐々に春らしくなってきています。
花壇の花々にはミツバチが顔を出しました。甘いにおいに誘われて早速やってきたんですね。
明洞(ミョンドン)のロッテ百貨店には、春爛漫をイメージして鮮やかな造花のモニュメントが登場。まだ風は少し冷たさを感じますが、待ちわびていた春は手を伸ばせば届きそうなところまで来ているようです。
冬の間、葉が落ちてしまって殺風景だった景福宮(キョンボックン)内の木々にも大きな変化が。よ~く目をこらしてみてみると新芽が力強く芽吹こうとしていました。先週、文化財庁により発表された古宮の開花予想時期によると、梅は大体3月下旬、桜は4月初旬~中旬が見頃とのこと。
本格的な春の到来まではあと2~3週間というところですが、自然・街並みともに春を迎える準備が着実に進んできているソウル。街中で色とりどりの花々や木々の新芽を見かければ、ほっこり心も和んできそうですね。
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