年度末である2月は、韓国の卒業シーズン。創立50年の歴史を持つ西江(ソガン)大学では、本日午後、学部・大学院の学位授与式がおごそかに執り行われました。アカデミックガウンに身を包んだ晴れ姿、まぶしいですね。
緊張、期待、寂しさ、嬉しさ…さまざまな感情が交差する瞬間。泣いて笑った長くも短い大学生活が、走馬灯のように脳裏をよぎる瞬間。
「仰げば尊し、わが師の恩」─学長の「おめでとう」に、今にも涙がこみあげそうです。
大学院は先生との絆が深まるだけに、修了証を受け取り感無量。
しかし、日本同様に厳しい就職難が続く韓国。今年度就職が決まった新卒生はたったの4割で、卒業式に参加しない学生も多いと予測されています。西江大学でも、ところどころ空席が見られました。
大学の門を出て新たな一歩を踏み出した卒業生たち。社会の波にもまれ苦労も多いでしょうが、それもまた経験ですよね。韓国を担っていく若者たちの前途を祝して…卒業おめでとう!
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