紅葉も最盛期のソウル。昼間の紅葉狩りもいいですが、現在、秋の夜を楽しむイベントも各地で実施中です。こちらは景福宮(キョンボックン)。11月9日(火)から12日(金)の間は観覧時間を22時まで延長し、幻想的な夜景を楽しめます。
景福宮内の主な区域に一般人の夜間立ち入りが許可されるのは、1395年に景福宮が建てられて以来初めてのこと。国家を挙げての一大行事であるG20を記念しての開放となりました。1万ウォン札の図版にもなった慶会楼(キョンフェル)は、やはり 景福宮随一の景勝ポイント。
夏に新しい姿でお目見えした光化門(クァンファムン)。復建と同時に作られた扁額にひびが入ったというニュースが最近巷を賑わせていますが、そんなことは微塵も感じさせない堂々の姿を見せています。
光化門前の広場では、黄色く染まった街路樹を見下ろす李舜臣(イスンシン)将軍の姿が。光化門広場の象徴と言えるこの銅像、内部の老朽化により補修工事がなされることになりました。G20が終わり次第工事が始まり、クリスマス前に再び広場に戻る予定だとか。
清渓川(チョンゲチョン)では11月5日(金)から「世界灯祭り」が開催されています。韓国の伝統をモチーフにした灯篭や、世界の灯篭などが清渓川の水面に浮かび、23時までライトアップがされています。
こちらのお祭り、毎日たくさんの市民や観光客が訪れ、1週間で100万人以上が観覧したとか。好評につき1週間の延長が決定し、21日(日)までの開催となりました。
本格的な寒さが訪れつつあるソウルですが、空気が澄んできたからこそ夜の景色は美しく映えるもの。この週末にでも足を運ばれてはいかがですか?
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