10月は、祭りやフェスティバルの季節。そんな中、韓国随一の韓薬(ハニャッ)商店街「薬令市(ヤンニョンシ)」がある京東(キョンドン)市場では、8日より「ソウル薬令市 韓方文化祭り」がスタートしました。
朝鮮時代より韓方薬専門の特殊市場として栄えてきた薬令市。今も500店にのぼる店舗がひしめき合う活気ある市場ですが、今年で16回目を迎えるお祭り期間中には、通りがいつも以上に韓薬の匂いで充満します。
参加者が見て、体験できるコーナーも多数用意。昔ながらのスタイルで行なう韓薬づくり実演のほか、韓方茶無料試飲、韓方パック剤などの体験ブースが連なります。
人気を集めているのは、韓国重要無形文化財である男寺党(ナムサダン)による綱渡りです。お祭りは週末の9、10日も引き続き開催。9日には韓国の伝統相撲であるシルム大会や市民ウォーキング大会(事前申込制、清渓川スタート)も行なわれ、一層賑わいそうです。
ソウル市内では他にも、「新堂洞(シンダンドン)トッポッキ祭り(9月25日~10月9日)」や「麻浦(マポ)ナル 海老の塩辛祭り(10月15~17日)」など、食にちなんだ行事が目白押しです。こうしたお祭りをとおして韓国ならではの食材と触れ合ってみてもいいですね。 関連記事: 京東市場
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