都心の中で感じる初秋

今週から比較的涼しくなったソウルでは徐々に秋の気配を感じられるようになってきました。
鐘路３街(チョンノサムガ)駅近くにある宗廟(チョンミョ)の向かい側、「世運(セウン)チョロッティ公園」は今、黄金に輝こうとしています。

世運商店街の一部を解体して作られたこの公園では、春には近くの小学生らが田植えを行うなど、都会の中の農園として知られるようになりました。

敷地内にたくさん植えられた稲の穂も徐々に重みを増しはじめ、もうすぐ収穫の時期を迎えようとしていますね。

そんな公園の奥には電化製品や工具類を販売する世運商店街の一部が残っていますが、今後撤去される事が決定されており、来年の４月には撤去工事が始まるのだとか。撤去後はまた公園が造成される予定です。

世運商店街を抜ければ、清渓川(チョンゲチョン)の世運橋(セウンギョ)へ到着。清渓川にかかる橋の中でも、幅がとても広く、広場やベンチがあるので橋の上で一息ついてみるのも良いかもしれません。

ここは明洞(ミョンドン)や東大門(トンデムン)のちょうど中間あたり。高層ビルが少ない穴場スポットで稲穂や川を眺めながら、秋へと変わり行く気配を感じ取ってみてはいかがでしょうか。



コネスト韓国地図：世運(セウン)チョロッティ公園