9月2日早朝、台風7号(コンパス)がソウル西側近郊に上陸しました。その影響で首都圏は強い風と雨で荒れ模様となり、午前6時には台風警報が発令される事態となりました。
風雨は数時間でおさまり、午前のうちに警報は解除されましたが、樹木や電柱が倒れたり看板が飛んだりと、あちこちで被害が続出しました。
住宅街ではもちろん、ソウル市街地でも街路樹が倒れ、一時車両や歩行者の通行が制限される事態になったというニュースも飛び込んできています。
またソウルだけでも今朝までに24万戸余りが停電。電力供給が止まったことで、地下鉄1・4号線、電鉄京釜・京仁線などが一時運行停止や遅延となりました。多くは午前のうちに復旧しましたが、市民の通勤や通学に影響が出ました。
いつもは穏やかな漢江(ハンガン)も、水かさが増して荒々しい様子に。今日ばかりは、むやみに近づきすぎないよう注意が必要です。
昼すぎには大分落ち着いた様子になり、青空ものぞくほど。韓国気象庁の予報によると、この台風は夕方には韓国北東の海上に抜けるとのことです。様々な爪あとは残りつつも、週末に向かっては天気の回復が期待できそうです。 関連記事: 韓国の天気
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