高層ビルが林立するオフィス街の鍾路(チョンノ)。忙しそうに闊歩するサラリーマンの後ろに木々が見えますが、都心の真ん中に森が…!?
近付いてみると、森の写真の前に草木を植え小川を造成した休憩スペースがありました。
実はこのあたり、昔ながらの飲食店が建ち並ぶうまいもん横丁「ピマッコル」があった場所。再開発のためお店が一斉に立ち退きになり、その跡地に最近この休憩スペースが誕生したのです。
小川のすぐ隣では、ソウル最大規模を誇る書店「教保文庫(キョボムンゴ) 光化門(クァンファムン)店」のリニューアル工事が、8月27日のオープン日に向け進められています。教保ビルの地下にある書店ですが、開放型のガーデン風にできあがるのだとか。
昼間は32度近くまで気温が上がり、ジリジリと焼けるように暑かったソウル。都心の中の貴重な小さな自然の中で、小川のせせらぎに耳を傾けるおじいさんもいました。
東西に流れる清渓川(チョンゲチョン)を起点に、北側にある三清(サムチョン)公園や仁寺洞(インサドン)近くの鍾路区庁まで、あちこちに小川の造成予定がある鍾路一帯。都心の中の憩いの場が増え、今よりも快適なソウル市に出会える日が待ち遠しいですね。
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